2012年5月14日月曜日

スワップ=改悪の典型。

昨日の作手はとってもいいコンディションでグリップもよく、周りのみんなも頑張っちゃって必然ペースが上がります。KDXのタイヤはα-12。車重やパワーからいったらとってもオーバークォリティ。

前回の美浜のレースは低温、雨と路面コンディションが悪かったので、足回りがやわらかいのは、まあ、好都合でして、別に良かったんですが。

今回の作手は、モーアカン。ペースに負けて完全にボトムして、もう跳ねまくり。今までわかっちゃいたけど完成の喜びに気付かないフリしてましたが、何ともならないので手を入れます。メンドクサ

ネットで同じ悩みの方を調べたら、いますねえ。KDX125→KDX200のスイングアームスワップをしてる方はほんとに多い。ただ、まともにレースユースに耐えるところまでやった人はいないですね。車高が下がっただの柔いだの、でも別にいいんでしょ?スワップそのものに満足して。

いきなりですが、DRと互換できる情報を発見!ウホ!いるじゃないか、周りにわらわらと。すぐさまyamisaka氏に「くれっ!」と連絡。「貸してやる!」とすぐさま返答。いきなり取りに行ってきました。

何でも売ってる闇坂商店。で、(σ・∀・)σゲッツ!!

正確にはDR-Z用ではないそうですが、加工してあってほぼDR-Zの寸法だそうです。細かいことはいいです。要するに、
・フレームの中に入る
・今より長い
・今より硬い
・上下のフィッティングが大体OK
これを確認したいと思います。

サクッとタイヤを外します。

もちろんタイヤだけじゃ済まない。真下へ引っこ抜くので、スイングアーム、リンクをバラし、上はサイレンサー、タンクを外します。で、KDX200SRのリアサスをスポンと抜きます。

そして借りてきたDR-Zのサスと並べて採寸します。・・・あれ?長さがまったく一緒だぞ??リザーバータンクの位置がやや上方にあります。ん?上方??

上方じゃダメです。もともとKDX125→200にコンバートしたとき、200のリザーバータンクでさえまったく入らなくてフレームをぶった切っています。今回はそれよりはるかにアウト。取り付け幅がDR-Zの方が細いので、リザーバータンクをかわせばカラーを作って付けることはできるでしょう。でももう一回切るほどアホではありませぬ。

はい!しゅうりょ~!

長さは一緒だし、下のフィッティングは問題ありません。ネット情報はDR-ZじゃなくてDR250Sとかかなあ。ホースでリザーバータンクがつながってるやつ。

これで終わりではとても寂しい気分になるので、手持ちのパーツでもうちょっとナントカならないか、試してみます。

左が125のリンク周り。右が200。知らなかった。車体側の取り付けステーの向きが違う!オムスビも長さが違う!

試しに200のリンク周りで全部仮組みしてみた。・・・全然ダメだった!さらに車高が下がって、トラッカー状態に。

その後、取り付けステーを換えてみたり、他のリンクプレートを試したり、いろいろ試してみるもすべてダメ。今の状態が一番車高が高くて硬かった。残念。

200スワップした人はどうしてるんだろう??

「リンクプレートを短くすると車高が上がってレバー比も上がるのにアホだなあ」と思われる読者様もいるでしょうが、この一番手っ取り早い方法が、この構成だとできないんですよ。あとわずかでもリンクプレートが短くなる→オムスビとスイングアームが近くなると、サスの下部がスイングアームに当たります。すでにレバー比は限界近い。

と言ってても始まらないので、限界近い、じゃなくて、ほぼ限界!まで短いプレートを作ってみます。採寸したらあと5mmぐらいはいける。5mm短いとかなり車高は上がる。2mm刻みぐらいで3枚ぐらい作ってみます。

あー、完成品欲しいなあ。正直モウイヤ。

KONDさんから動画DVDもらったので、近日公開!と言いたいところですが、ブレてあんまりよろしくなく、あまり期待しないでねー。


0 件のコメント:

コメントを投稿