2018年6月5日火曜日

DRZトラッカー、ちょっとだけ前進。

去年からレースのたびに壊れていたフロントフォーク、リヤサス。リヤサスはKDXのナニカのバネと適当に余っていたリンクでそれなりに強化できましたが、フロントフォークは忙しくてほったらかしでした。

が、ついにちょっと進んだので。

DRZとKLXはステムシャフト径、長さ、ボルト、ベアリングといろいろっつーかすべて違う(当たり前)んですが、だいたいの役目や形状は同じ(当たり前)KLXのシャフトをベースにKLXのフレームに納まるように製作します。


何でも(加工や製作したら)ポン付け!


まず下部は肉盛り溶接して径も長さも増やし、DRZのシャフト径に整形します。上部はDRZのステムが厚い分肉盛りしてネジ部分を伸ばします。

アルミの溶接っていろいろ規格があるんですねえ。純正素材のアルミ番号がわからないので、なんとなく硬めの5000番台の溶接棒でやることになりました。



できた!!


これを極秘地下工場に持ち込んで整形してもらいます。カラーも作らねば。上部の穴もKLXよりDRZの方が広いです。その差を埋めるのはカラーでしか無理かな。

今日はこれで終わり


もし組めたときにブレーキどうすっかな、と在庫をあたります。ブレンボの65㎜ピッチとYZの純正+320Φサポート、KLXキャリパー、DRZキャリパー、KDXキャリパーといろいろありますが、ココはブレンボ使いたいっすな。

どれでも使えるようにOHしました。ブレンボの65㎜ピッチはパッドが今DRZで使ってるブレンボラジアルマウントと同じなんですよね。マスター径もよくわかってるし使いたいな。

ついでにDRZに装着したマフラーがあんまり抜けてうるさいのでインナーサイレンサーを使えるように溶接してもらいました。

上がキ〇コ。下がエ〇テック中京。どちらも同じぐらいの値段帯、同じようなマット状グラスウール付き。キ〇コの方が内径に合ってたので先に使ったのですが、DRZの排圧で中でちぎれて出口まですっ飛んできました。

で、キ〇コの内径の具合がいいカラーをエ〇テックに溶接してもらいました。すっ飛んだキ〇コは点付け溶接3ヵ所、エ〇テックは前周溶接。素材やパンチングの加工も段違いにエ〇テックの方が良い。

大手の方が良いってそんな決まり無いね、の典型ですね。通販や店先でもそんなところわかんないし。エ〇テック応援します。




さあ次はシャフト仕上げ加工ですよ!!