2020年4月20日月曜日

ジェット合わないのでマフラーを改修します。

長いこと何回もキャブセッティングしてますが、低速パーシャルや、アクセル閉じかけたときに、どうにも不安定です。ちょっとアクセル開けてから全開までは、まあまあいい感じになったんですが。

これはマフラーの排圧が無さすぎて、負圧が小さいときに燃焼室にガスが留まれないのでは?と仮説立てて、マフラー側で改修してみようと思います。

ほんとはそうやって排圧で逃げた混合気を補うためにジェット増やすんでしょうが、パーシャルにPJやニードル合わせたら、ちょっと回したら大外れになります。しかも濃くても薄くても同じ症状。で、やむなく。

さて、まず外したサイレンサーを3枚におろします。


なかなか良い加工精度。グラスウールマットも出口側がちょっとススけてますが、まだしっかりしています。これでなぜあんなにばくおん!!なのか。JMCAついてるのに。

サイレンサーのすぐ前側にインナーバッフルが入ってました。エキパイ径は50.8パイ、バッフルは外径42.5ミリ、内径15ミリ。


純正セッティングで使えます、とノジ◯マのHPに載ってだけど、レース管との違いはバッフルの有る無しだけじゃないの?知らんけど。↓ここに入ってた。


こんなリストラクターというかバッフル入れててもばくおん!!だし、バッフルあっても低速の充填爆発に足りない管径とか、キレイに作ってあるけど実験してんのかね。そりゃエアクリ無加工ならそれなりセッティング出るだろうけど、ノーマルエア、ノーマルジェットなら別にマフラー替えなくていいんじゃない?

まあいいや。とりあえずいろいろ採寸します。


作戦を考えます・・・、、!!


こんなん買いました。SUS304の機械用シャフトカラー。モノタラウで450円ぐらい。外径32ミリ、内径17、18、20です。


イモネジで120度の位置に2ヶ所取り付け穴あります。これをイモネジからボルトに換えます。


パンチングパイプの出口付近に120度を描いて6ミリ穴空けます。バリをリューターで削ります。だいたいです。


こんな感じになりました。インナーバッフル通ったあとここでもう一度排圧をかけて、サイレンサーの消音と、排圧がもう少しかかるように。もともとのバッフルが15ミリだから、内径17ミリなら高回転の排気総量にあんまり悪影響ないかな、と。


うまく固定できたので、シェルをパチンパチンとリベット打ちます。穴がだんだんズレていくのがありがちですが、これなかなかよいね。加工精度だけは。


こんなんなりました。これだと万が一バッフルが抜けても、エンドカールに引っかかるから安全だよね。


ノ◯ジマ純正バッフルも戻します。イモネジでエキパイ押すだけ。ちなみに最初外したら中にイモネジ転がって外れてました。飛んでかないからいいけどさ。


さて実験始動!


うるさいままやんけ。


あんまり消音には効果なかったかなー。インナーバッフルより径が大きいもんな。あんまりサイレンサーにこもってくれないな。

とりあえず試走します。



・・・・・。

なかなかいいがな!


排圧は微妙に増えて確実にパーシャルのツキがよくなってます。たまーにガス欠症状が出るのでエアスクリューで調整します。走ってみたら意外に消音も上がっています。

低速側が全体に薄いのでPJを上げてエア再調整します。

結局、

MJ145
PJ12.5
ニードル2段目
AS2.25回転

になりました。

大成功、ではないけど、微妙な排圧、微妙な消音は達成できたのでは。内径15ミリが良さげだが、シャフトカラーにその規格ないんだよね。もういいや、これで。


おしまい!仕上がり!




撫でるとめちゃイヤそう。






2020年4月18日土曜日

KSRのリヤサス交換。

コロナウイルスがなかなか終息の気配が見えません。こんないわゆるパンデミックは生涯初めてですね。まあ阪神大震災も東北地震も東海豪雨も、みんな自分は初めてだったわけで、いつどうなるかなんてわかんないよね。

一生のトータルも有限であることだし、気を付けはしますが、ガンガン前向きに生きたいと思います。まだ心残りたくさんあるよ。社会不安なときにこう思うのは、バイクでコケて速くなるタイプ。


さて、美浜のライスポは延期?中止?になりました。せっかくKSR用意しましたが、しゃーないね。三密じゃなくてもコケたら病院行くかもしれないし。KSRがいまいち仕上がってなかったからのんびりやりましょう。

meemからデイトナのハイスロとNチビのリヤサスをいただきました。ありがとうございまーす。さて組んでみる。


上がKSRのリヤサス、下がNチビのリヤサス。かなり長さが短いです。KSRはリンクが無くてリヤサスがスイングアームを直押しするので、短いとその分車高下がります。これはちょっと下がりすぎるかな?


ちょっと前に南国のパーツと紹介してました、ケツアゲアダプターを使ってみます。角度はよくわかりませんが、まあだいたい同じ長さに戻りますね。


上は同じですが、下はNチビの方がカラーが細いです。アルミカラー、ワッシャーで調節します。だいたいです。ギュッと締めたら締まるでしょ。


サックリ組みました。ケツアゲの一番下にしました。前の記事のように最初は面白い加工精度で入らなかったんですが、2、3段目にするとサスが意外に寝ちゃって、車高下がったから、やむなくリューターで加工して1段目にしました。


で、とりあえず走ってきました。




これはよいものだ。




まったく振られなくなりました。硬さも動きも抜群ですね。ただのバネからサスペンションになった感じ!


そうしたらフロントがただのバネに感じて、あー、、、フロントもやるか。

フロントフォークは、前回オイル替えたばかりなので、構造を踏まえつつ改修します。えーと、、、オイル継ぎ足してエアの比率下げて硬くならんかな!?

なりました。おわり。

165ccからだいたい50cc足しました。G15です。エンジンかけてライトつけたらちょっと上を照らすので、やっぱりリヤサス少し下がってますね。テキトーに突き出ししてリヤに合わせます。



走ってみたら、前後ともなかなかいいよ!ハイスロも良い感じです。楽しみだなー。早くレースで遊びたいね!



目がきれいー。








2020年4月2日木曜日

VM26再セッティング大苦戦。

前回ヒャーカム入れるまでは、

MJ140
PJ10
ニードル2段目
AS1.5戻し

で、バッチリだったんですが、これがヒャーカム入れたら狂いまくり。

今までヒャーカムでたくさん回る分MJ足りないかな、ぐらいでほとんど基本セッティングは変わらない感じだったんですが、KSRは意外に大苦戦になりました。

結果は、

MJ145
PJ12.5
ニードル2段目
AS2.5戻し

となりました。数字だけ見ると、なんだ1ランク足しただけじゃん、と見えますが、ここまで長かった。もうイヤ。もうやらない。うんざり。これどれか2.5や上下ひとつでも変えるとどこかがまともに走らない。めちゃピンスポット。

VMの守備範囲広いとよく言われるけど、KSRが狭いよ。補足としては、オーバーフロー管、キャッチタンクへの間に少しでも油面に負荷がかかると全ズレになる。オーバーフロー敏感すぎ。セッティング中は外してアッパッパーで試してました。

カム山の違いとしては、最高点は同じ、山が太った感じ。中速で足りなくなる予測はあったけど、

MJ130〜160
PJ7.5〜17.5
ニードル1〜3
これ2.5刻み全部試した。

最初の予測の中速足りなくなるのに合わせてPJ12.5を決めると、基本的に、

アクセルオフ  濃い
パーシャル 濃すぎ
〜1/4               良い
1/4〜1/2         まあまあ
1/2〜全開  薄い

なんかKSRは基礎体力が低すぎてまったくごまかせない。中速〜高速に合わせたらアイドリング〜パーシャルを絞りまくらなければいけない。

AS戻しすぎな気もするけど、だからってPJ下げると中速足りなくなる。ヒャーカムの意味が無くなる。2.5戻しは妥協点ですね。

参考に、
・ノジマ ファサーム
・イリジウム
・エアクリ残し穴ガバガバ
・武川 ヒャーカム

です。

エントリー受け付けてもらえて(笑)、ゼッケン決まったので用意しました。前は黒字。ウインカーとライトは外すつもり。ミラーも外す。リザーバータンクはミラーの変換ネジで止まってるからミラーを外すだけでいいかな。


KSRは後ろが黒いから白字にしました。美浜でもらえるゼッケンはいつも黒だから。


後ろの灯火はスペアのフェンダーをサンダーで切ったフタに付け替える。


あとはサイドスタンド外す。スタンドのキルスイッチは短絡してもう外したよ。

楽しめる仕上がりになったかな〜??がんばりま〜す。



ごはんほしくてシッポがタヌキ。