2021年7月16日金曜日

ホイール修正後のセッティング。

前回のフロントホイール芯を直して、ハンドリングは抜群によくなりました。特に曲がりはじめにフォークがちゃんと動くようになりました。今まで急に倒れ込んだり不安定で、無理やり荷重入れたりして乗ってました。それがサクサク曲がる!

曲がりやすくなったので荷重もいらないので突き出しをゼロにしてフォーク長を伸ばしました。


そうしたら真っ直ぐもふらつかなくなりました。今までオフセットずれた状態で無理やり曲げるためにキャスター立ちすぎなとこまで下げてたんですね。これでもリヤがかなり上がってますから、純正に比べたらかなり前下がりです。

冬にテッチンのときのセッティングに戻してみようかな。


ミラーはカブのミラー使ってましたが、スピード出すとブレがすごいので、PROのミラーにしました。半プロからさらにプロに近づいて2/3プロぐらいになったのでは。


なかなか見やすい。カーボン柄でかっちょいい。空力もよい。320キロでも大丈夫。知らんけど。


クラッチ側が武川のホルダーで正8ミリ、ブレーキ側がデイトナ別体の正10ミリ。ミラーは正10ミリ。10→8の変換アダプターと10ミリの嵩上げアダプターを付けました。どちらもタナックスで同デザイン。スッキリ。




もう一つ、ブレンボキャリバー用のスプリング。96さんに教えてもらいましたが、こんなんあるんだね。ブレーキの引きずりを緩和します。


取説も図示もなんにもない。こんな感じかなー、パッドピンが挿せてパッドの間に入る。


今まで雨が降るとパッドが吸湿して膨れたり錆びたりで動きが渋くなってましたが。これはいいね。雨でもシャラシャラ回る。だからってブレーキのストロークは変わらない。そこまで戻すわけじゃないみたいね。



 暑くなると風通しのいいとこに寝床移動。










2021年7月11日日曜日

フロントホイールのオフセットを直します。

フロントホイールにタイカワサキの純正アルミを使ってますが、これが最初から右にだいぶ寄っています。

気にせず使ってましたが、テッチンでとてもうまくセッティング出たのに、いまいち一次旋回でフラつくのは、単に重量軽くなってセッティング変わったのかな?ぐらいに思ってましたが、


これ、オフセットのせいでアライメント狂って、ツッコミでヨレるのでは?と思えてきました。試しに測ってみると、フォーク外側からタイヤやホイールの端まで5ミリぐらい違います。


品番的になんか納まり違うのかなと、いろいろ測りましたが、ディスタンスカラー、メーターギヤ、外カラー、ローター位置など、テッチンとまったく変わらんのですよ。要するに芯だけ右に5ミリズレていてあとは同じ。

これカワサキ純正の新品なんですけど、精度の問題なのか、年式で納まり違うのかはわかりません。これKSRで使ってる人たくさんいるでしょうが、みなさんどうなんすかね??



ホイールばらして観察。2.5ミリ、ローター芯を変えずにズラすなら、メーターギヤを2.5ミリ削り、


ローターとホイールの間に2.5ミリのスペーサーを入れて、外カラーを2.5ミリ伸ばせばいいのでは?ハブの段差は完全になくなります。


いきなり秘密地下工場で2.5ミリ削ってもらいました!予備のノーマルと比べるとよくわかりますね。中身のカラーは大丈夫みたい。素晴らしい精度。サンダーでは無理だ笑。


2.5ミリフォークに近づくので回り止めの爪が引っかかります。


ゴーリゴーリ手で削ります。


樹脂のRに沿ってうまく削れました。


ホイール側に付ける加工が出来あがりました!カラーはメーターギヤを削った分長くなってます。


裏から見ると当て板が見えます。ハブ段差に合わせてまったくガタの無い加工。これはすごい。インパクトとホールソーでやろうとしてた笑。無理だ笑。


組み込んでみました。ジャストミート!!写真では絶対わからんと思いますが、フォーク外側から完全に等距離。センター出ました。しかもローターの位置もまったく元の位置。ブレンボだからズレるとすぐ干渉するけどまったく大丈夫。


なんでローター位置にこだわるかというと、テッチンにレインタイヤ組んであって、レースのときに交換するからです。こっちには純正のメーターギヤと、


純正の外カラーを付けておきました。これで雨降ってきてもスムーズに交換できますね。


試走しましたが、気になる挙動はまったくなく、とても平和。アライメントが正常に近づいたみたいで、スピード上がってもだいぶマシになりました。攻めてみたらもっと違いがわかるかも。楽しみ〜♪

ホイールベース短いからこういうのは効くねー。でもやっぱりスピード上がるとそれなり不安定になる。フォーク長がもう少しほしいなあ。真っ直ぐになったからターンインしやすいし、とりあえずフォークをギリまで上げてみようかな。もう少しな気がする。





今日は何を釣ってきたんだ?










 

2021年7月1日木曜日

フライホイールを軽量化します。

レースが終わってからいろいろ考えてましたが、とにかく一番アカンのはシフトですね。一回シフトミスするとエンジンパワーも無いので、そのラップ台無しになります。

そこで何がアカンのかまたクランクケースをバラさなきゃわかりませんので、ほかに対策はないかなあと考えました。

フライホイールの中古を買いました。


ちなみにこの850gはハカリがおかしくてウソです。


フライホイールを軽くしたら、クランクの負担や振れが減って、回転落ちも早くなってシフト入りやすくなるのでは?と。

地下秘密工場で加工してもらいました。

外側の点火拾う突起の上下を磁石板ギリギリまで削ってもらいました。


車体側の外側もRに沿って削ってあります。


横から見るとこんな感じ。すごいなあ。サンダーでは無理やわ(当たり前




さて、ステップ、スプロケカバーなど外します。


エンジンオイル抜きながらジェネレーターカバーを外します。


ダダダダッとインパクトで外します。フライホイールを固定するSSTは手です。さらにベアリングプーラーで引っこ抜きます。外れると同時に下のオイルパンに落ちました。アホだなあ。半月板も落ちました笑。


きれいなもんです。


外した純正と並べるとこんな感じ。持つとあきらかに軽くなってます。これで1035gから915gになったそうです。-120gで12%ぐらい減。


リングみたいなのは一番外側に磁石板の止めに付いていたみたいですが、削る過程で取れちゃったみたいですが、遠心力としては磁石板は外れそうにないから無視します。


さて、逆の手順で組み立てて、オイル入れて試走します。

キックで始動すると、アイドリングが安定するまでかなり不安定になりました。ちょっとアイドリング上げます。

暖まってからレーシングしてみます。なかなか軽やか。元がめっちゃ重ったるいエンジンなのでなんか普通になった感じ。モトクロッサーみたいにパァーンパァーンとはなりません笑。


試走します。


・・・。めちゃ普通に走る。発進しにくい感じもまったくない。回ってなくてもギクシャクしない。あんまり変わらないのかな?さて、回してみるか。


はえ〜〜〜!


速いです。回転上がるのが。しかも伸びる伸びる。これはええ感じや!とシフトアップ!、、、入らない!・・何回やっても入らない!


どうやらシフトアップできなくなる回転数に簡単に達してしまうようです。今まで公道ではシフト入らないことがほとんど無かったんです。かなり簡単にそこに達してしまう。クランクの重りとしてはギヤの振れに関係なかったというか、たぶんさらに振れてますね。


前回よりハイカムになったような感じで実速度変わらなくても高回転が大変気持ちいいです。これとシフト入らないのをどうプラスマイナスするかというと、うーん、、、そのうちまたクランク割ってなんかシフトの対策考えます。これ使います。それぐらいプラス面気持ち良いです。


加工ありがとうございました😊



セミが鳴き始めました。

夏だねー。あついー。