2013年2月14日木曜日

ヨシムーラーーー!!HAHA--!!

一日に2回も投稿すると「ヒマ人かよ!」と言われそうですが、今月は仕事しない月間ですので気にせず投稿。西浦1回走るとあちこち気になるとこが出てきて。

それ以上になんかDRZがウチに帰ってくると嬉しくていろいろバラしてしまいます。

昼間にエキパイを外したときに気付いた。エキパイのステーが割れてました。さっきは見なかったことにして戻したんですが、親戚の鉄工屋さんに週末用事で行くことになったので、ついでにジバジバくっつけてもらおうと外しました。

DRZは右のタンデムステップとエキパイのステーが一体になっています。ステップの強度には問題ないけどエキパイはスプリングジョイントだらけなので結構動きます。先日西浦で燃調を確かめながら空吹かししてるときにサイレンサーの動きが気になってたら、やっぱり。

高回転シングルだからこういうのはしょうがないかもね。今回はガッツリ溶接してもらおう。


いろいろ切った貼ったしたブレンボはこんな風に納まりました。ブラケットとキャリパーサポートのボルトは上を単独でワイヤリング、下のボルトはスライダーのジュラコンを噛むのでワイヤリングできません。ネジロックで接着します。

と思ったら、外したらネジロックがすでにつけてあった。さすがプロ。キレイにしてもう一回やりました(汗)。

上から見るとこんな感じ。ブリーダーはジュラコンとタイヤエッジの陰に隠れています。ホースの金具が飛び出ていたのでバンジョーをストレートタイプにして内側に振りました。動きによってはフォークガードと干渉しそうだったので、ビニールテープを巻き巻きしました。

さて、別件。このバイクは買ったときからヨシムラのTMRとハイスロが付いていたんですが、西浦で走行すると意外とあんまりハイスロでない・・・。ホルダーの形を見るとアクティブの製品にそっくりなので、大きい径でも普通に入るんじゃないだろうか?と思ってバラしてみました。

うーん、あんまり大径には見えませんね・・・。

さて、ここでストックのスロットルを引っ張り出してみます。上からアクティブの44パイ、42パイ、R6の純正、何かの純正、付いていたヨシムラです。この中で実はヨシムラが一番小径。中空部分と縁までの幅に注目。

どれでもハイスロになるわけですが、半径で3mmほど大きなアクティブ42パイを入れてみました。こういうパーツは組み合わせると何か不具合が出て何かを削るのが恒例ですが、、、入った(笑)。

(・д・)チッ!つまらん。

で、どうなるかというと、普通な、いわゆるハイスロになりました。

TMRって加速ポンプ付いてるから、こういう作業してスロットルの張り調整とかでグイグイひねると、ガレージがガソリン臭いったらないな。ま、しょうがないか。



<<コレより下はヨシムラファンは読んではいけません>>

私は今までカワサキのバイクが比較的多かったですが、カワサキに対する日本ビート工業っていう準ワークスみたいな会社の製品は、なかなかレーシーで実用的で高品質だなあと思っていました。

スズキに対するヨシムラというのは、カワサキのビートと同じような感じかと思っていましたが、ちょっと感じが違いました。

レースパーツやカスタムパーツはアフターメーカーの方向性が重要だと思うんですが、ヨシムラはメーカーに近すぎるせいか、意外と商業的というか安全率が高いというか。品質はすごくいいんですが逆に言うと良すぎます。

このハイスロはTMRとセットでヨシムラが販売しているようですが、このアクセル開度ではレース用として機能しないような気がします。公道ならいいけどね。公道用じゃないんでしょ?

TMRのサービスマニュアルにも同じヌルさを感じました。すごく親切な取説。マフラーとセットの場合のエアボックスの開口面積、MJ、SJ、ニードルなどのセッティングがみんな書いてある。二次エアの封緘も書いてあってそれ専用のパーツも売っている。

だがしかし!!買ったときにはこのマニュアル通りのセッティングで組んでありましたが、数分走って「なんじゃこりゃ?」なレベル。レスポンスは確かにいい。だけどすぐわかるレベルで燃料も空気も足りない。乗りやすいけど非常にヌルい。

車検を無視して二次エアを捨てないと機能しないパーツって前提なんだから、もっとイケイケなセッティングを載せちゃいかんのかな?そんなに公道で使う人に気を遣わなきゃいかんか?このへんがスズキというメーカーに近すぎるのかな?と思う。

マフラーの嵌め合いや製品そのもののレベルはすごく高い。オチャラケたメーカーが多い業界でビートみたいに一線を画す。値段もそれなりに高い。だからこそ万人向けなセッティングって必要か?

前オーナーは何から何まで、まさにヨシムラマーケティングに沿った人だけど、機能しなければ盆栽だ。この投資額でこの状態で過ごしたかと思うと、ちょっとなんだかなー。それとも売る為にヨシムラ純正に戻した?いやエアクリの開口は絶対足りないと思う。

そういうピーク特性が欲しい人は自分で勝手にやんなさい、と言われればそうだけど、ブランドとして成功するとこうなるのかな?と思いました。こういうことはホンダにもよく思う。自社の製品に妙な自信を持っている。他メーカーみたいに突き抜けるものが無い。スズキという革新大好きなメーカーのレース部門としては、もっとハチャメチャしてくれてもいいような。

どうでもいいけどUSヨシムラは突き抜けているのかな?あの外人さんの喜びようは・・・(笑)。



そんなことを思った。

もう少し燃調詰めてみたいけど、TMRってなんや難しいなあ・・・。





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