2017年7月18日火曜日

KLXの修理と今後。

ヒート2でガス欠症状で止まっちゃったので、その原因を探ります。

何とか始動できる、アクセル開けるとダメ。これはスローはいいけどメインがダメって感じで、
・メインジェットなんか詰まった
・ニードル上がらない
・キャブにガソリン来てない
などなど考えられます。

とりあえずバラシて摘出。純正のCVキャブです。メインの番手だけ自分で替えてます。

どのバイクでもそうだけどめんどくさい。KLXはシートフレームがメインと一体なのでシートフレームごと外して後ろにずらす、という戦法が取れない。後ろのエアクリのダクトを先に外します。

ホース引っこ抜きながら供給されてるか確認します。いいんじゃない?

開けました。きれいなもんです。オーバーフローしてたのもこの前直したので油面も栓もいい感じ。

MJ外します。まったく詰まってません。じゃあニードルかな。

上蓋はずしてダイヤフラム点検します。これが破れてニードル上がらないのかな?と思ってましたがきれいですねえ・・・。これ部品が高いからホッとしましたが。

じゃなんだ??・・・ん? バネが上下さかさまでは!!このバネは写真右の片側だけ端部が水平に加工してあります。現状ニードル側は切りっぱなしの端部が台座にハマってます。

バネが押されて端がはみ出て、通路に引っかかったみたいですね。は~~、こんなことで(泣

反対に組み直して動作確認して復旧!おわり。


キャブって調子よければ下手にバラさない、というマイルールがありますが、今回はそういうやる気のない傾向でリタイヤしたんですな。

前の使用者はニードルにかさ上げのワッシャーかましてました。いろいろ工夫してたんですね。そのとき組み間違えたんでしょう。



他にも今回のレースで不具合がいろいろありまして、
・フォークがダートのジャンプ着地に耐えられない。底突きする。
・フォークダンピング無くなった。なんか壊れた。
・高速右コーナーでフロントあばれる君。

みんなフォークじゃん。この前社外リヤサスは返品しましたが、フォークスプリングも同社製を使っています。名前は強化スプリングですが、全然強化になってません。

先日メーカーのおねえたんと話しましたが、フォークもリヤもレースを想定してません、と。だからフロントスプリングも変形して縮む可能性があります、と。あかんがな。もう丸ごとなんか移植しようかな。



タイム的にあと1秒詰まるともう少し他車種と張り合える気がします。ストレートの抜かれるスピード差ハンパないので、もう少しエンジンパワーほしいなあ・・・。




ハイカムほちい。

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