2024年5月26日日曜日

タイヤを替えました。

タイヤ届いたのではめ替えます。この前の記事に書いてたブリヂストンのT32です。重量車向けの製品らしいです。もっと重い車種はこの品名の中のナントカいうグレードもあるそうです。これは普通のT32。


古いミシュランお疲れ様でした。ヒビって言っていいのか?てぐらい裂けてます。ビード落とすとき気持ちいいぐらいベリッていいました。


ぺろーんと剥がしました。バルブは剥がしてる間に折れました。


私の中古のパイロットパワーに剥がしたタイヤ乗せてて思ったんですが、裏側が同じ模様なことに気が付きました。この時代から裏地の変なガラは同じだったんですねえ。


折れたバルブを引き抜きます。


ホイールをゴシゴシ洗って、さてハメますよー。


ブリヂストンだし、重量車用だし、わかってたけどめちゃ硬い。サクサク入れて耳出し終わり。モタスリやスパコルでいつも楽してるんだなー。ちなみにこれ4キロ以上でやっと出ました。スパコルとか2キロぐらいでも出るもんねえ。バルブマーク合わせるのも久しぶりだなあ。ピレリやミシュラン、マーク無いもんね。

バランスとります。ああこれも久しぶりだなあー。


さてリヤもやります。フォーク無いのでフロントはジャッキ、リヤは接地させてたので、スイングアームにウマかいます。さて剥がします。


はい、何十年もお疲れ様でした。土に埋もれていたところは裂けてますね。


どうでもいい話ですが、このナットがないとバルブ入れ替えが大変。ボルト箱から発掘しました。また使いたいとき探しまくると思うので、残骸のバルブ付けておきます。


さてリヤもハメます。硬いわこのタイヤ。体全部乗っかってもビード曲がらない。あー疲れた。


耳出しします。硬いのでパカーン!といい音します。フロントのとき高圧すぎてエアゲージ壊しそうだったので、一度虫抜きます(いや毎回そうやれよ)。


リヤはタイヤかホイールかわかりませんが、なかなか悪かった。


35gですね。幅が器具に入らなかったので、ハブダンパー外してあります。だから気休めです。


車体に仮組みして終わり〜。旧車に現代的な足やタイヤカッコいい。いやこのヤマハの足回りも旧車か・・。


フロントはともかく、リヤの160/60-ZR18は次回あるかねえ?18-MT4.50。ああこれ、DRZの純正と幅一緒なんだ。だからってスポークじゃないから組み替えできんけど。DRZはモタスリ用に5.0に組み替えてるから、DRZの方が太いんだ笑。17で流用なんかあるかなあ。あー、、、めんどくせえな。


ちなみにフロントは17-MT3.50。これはそのままいけるね。






 しっぽがたぬきみたい。








2024年5月24日金曜日

油温計付けます。

付加的な機能で、油温計付けます。空冷、大排気量ですから、これは要るかな。アイドリングナラシにも便利だし。前回自分のはキタコだったので、今回はデイトナにします。公道用で電池式は使いにくいし、電池式はバックライトも無いそうで、12V電源用にしました。


メーターステーは私の在庫の中から。これ何十年使ってるんやろ。高いけど分厚いからとても丈夫。何回も使える。こういうショートパーツ、取っておく習性がありましたが、自分の体調を見てると、そろそろ放出していかないとしぬまでに使い切れない気がして、最近は努めて使うようにしています。

ハンドルはレンサルのブレース付きだったので、ブレースのボルトを長くしてカラーで押さえてステー付けました。変なとこ付けるとコケるとき危ないので、まあここならいいでしょう。ブレースにパッド付けて埋め込みとか考えましたが、あまりにモタすぎるのでここで。


この水温計は付属のハーネスが、バッ直のプラスマイナス、ACCのプラスの3本で、人のだからなるべくそのまま使いましょう(めんどくさい)。ACCはメーターからカプラー出てるホーンの配線にしましょう。キーオンで通電とプラスマイナス調べます。


自分のだとズバズバハーネス切りますが、人のなのでなるべくきれいに作りましょう。ハーネス作り直します。古いバイクですが、カプラーは普通の110型、ホーンは大きい方の平型。長さをだいたい純正に合わせてプチプチと。カプラー端子から出てるのがACC信号線用。


バッテリーへの配線。メインハーネスと同じとこ通します。7パイのコルゲートチューブ使います。エンジンの真上で熱そうだから。


キーオンで点灯確認。OKです。なかなか見やすいね。


次は温度センサーの配線。オイルドレンに刺すフィッティングが簡単ですが、毎回このやり方だとジャンプするときにぶつけないか心配で、なるべく避けてます。うーん用心するとこがモタード。ドレン外すときに配線外すのもめんどくさいし。ワイヤリングできんし。

アクティブのオイルクーラー付いてますが、オイルパンからの行き帰りはなんかアダプターで直結、本体も直結。バンジョー使ってあるところが無いですね。配管切って挟むのももったいないし。

どっかいいとこないかなー?と探してたら、左下ハンガーの後ろになんか封緘ぽいボルトが。試しに外してみたら、意外にボルト長くて、タイミングはずしてダバーッとこぼしました。


こぼれるということはオイル通路ということでヨシ!←カワサキ的感覚。あーあ、またこぼしたよ。確認後すぐにボルト戻します。この写真撮ってるときはすでにオイル抜いてます。オイルパンより若干位置が高いですが、それなりに油面ありました。オイルフィルターへの流路かな。SM無いからわかりません。スーパーモタードじゃなくてサービスマニュアルね。


あきらめてオイルパンからオイル抜きます。今フォーク外しているので、前の方にジャッキかけてます。受け皿の位置が微妙です。あーKYしたのにまたこぼした😩 このG1オイルはアイドリングナラシに使っていただけなので再利用します。


外したメクラ。ドレン用のM14だといいなーと思ったらでかいですね。在庫は合わないので買い直します。


いろいろすったもんだして、M20、R1/8。ヨシ!


座のアルミワッシャーも納まりました。


オイル戻します。しかしこのオイルほんとしゃばしゃばやね。手元の感覚が性能のすべてとは言わんけどさ。


さて動作確認。L表示から温度表示に。直立だと問題なくセンサーは浸っているよう。アイドリングで温度もゆっくり上がります。ポチポチさわってみたら、時計、MAX表示、電圧の表示があります。これは便利だねえ。おわり!





うぇびけの箱だいすき。









 

2024年5月17日金曜日

一期一会。

先日とてもうれしいことがありました。

15年ぐらい前からツイッターでネッ友だった北海道の友人が、仕事で小牧に来ました。しかも私の家から10分ぐらいのホテルへ。

彼が仕事休みの日に、共通の友人のKさんを誘って飲みに行きました!名物がいいだろうと思って、コメダ→世界の山ちゃんへ。


とても初対面とは思えない。彼が楽しんでいること、憂いていることなど、離れているから何もできませんが、共有共感してきました。いくら匿名SNSとは言っても書くことに必ず人間性が出るもので。

思えば何年か前に私が脳梗塞で倒れたとき、あのまましんでたらこの瞬間は無かったわけで、我ながらしななくてよかった、と思います。感無量です。一期一会の意味もこの歳になってようやくわかるようになってきました。しぬまでわかる機会のない人もたくさんいるでしょうから、とてもありがたいことです。

大学4年のときにバイクで北海道行きましたが、そんな記憶もよみがえります。ずっと下道で標識の都市名もまったくわからず、太陽を見て北に走り、腹減ったら食べて、眠たくなったら寝て。何日か頑張って青森のフェリー乗り場に着き、海を渡ったら「ゴールだ~」なんて思いました。

北海道に上陸すると、どこへ行こうにもめちゃ遠い広い。全然ゴールじゃないじゃん!、と。食べるものすべてがおいしい。道路わきの屋台のトウモロコシもめちゃうまい。都市部以外に何も無い。ガソリンスタンドも無い。信号も無い。飽きるほど同じ景色が続く。歳をとってもあの感覚はあの時しかなかった。

そして就職して忙しく働き、これに慣れてひと段落したらまた北海道行こう!!と思いつつはや約30年。連休とか長期休暇とか無い業界だったので、ダムには行けても北海道はさすがに無理。

北海道なんか飛行機で日帰りで行けるじゃんと言われますが、確かにそうですが、バイクで自走して道中ヒマでヒマでずっと考え事しながら、行き当たりばったりで帰りの段取りなんか無く行きたいのです。それがわかるのはバイク乗りの人だけでは。

そしてお互い家庭を持ち一生懸命仕事して現在に至る。やりたいことやりたかったこと、人から見ればやりたい放題やってきてんじゃんと見えるでしょうけど、北海道ツーなどできなかったこともある。同じ時期にそういうライフイベントを共にやって、やっつけてきたこと、それでやれなかったことを共有しているのです。これは仕事仲間やレース友達とは、また全く違う感覚です。

Kさんはもともと私とSさんを仲介した友人ですが、そのときの共通の話題がバイクや仕事でなくプリキュアでした。どちらも女の子の子どもがいて、その子の影響でよく見てました。Sさんの長女もウチのミネバもほぼ同じ年ごろで、お互い子ども大きくなったなー。お互い歳とったなー笑

Sさん来るから飲みに行こうぜ!と前日に誘ってさいたまから来てくれるKさんもすごい。フットワーク軽い。いつも感心しています。彼はモタードレースに挑戦したり、泊まりツーリングに参加したり、見た目は物静かな人ですが、それの反対の行動力にびっくりします。彼も最近仕事を変えて大変そう。それでも来てくれる。またこういう機会があると思うと頑張れる。


次回はさいたまでやりますので、KSRで行きます。それまで誰もしなないように。あ、私が一番あかんのか。これ練習してるから、入れると思う。魔夜峰央さんの作品大好きです。





 



2024年5月16日木曜日

シートを直します。

このガレージで修理する部材としては最後のものな気がするシートです。とりあえずバラします。


タンデム用のベルトのボルト抜くときにボルト頭ちぎれました。両側とも。雨のかかるとこだから錆びてるねえ。ドリルでぶち抜きます。なんとか抜けました。穴も生きてます。取り付けするとき甘いようならサイズアップでタップ立てましょう。


全部引っ剥がしました。濡れ止めのビニールも粉々ですね。ウレタンは生きているというかしんでるというか。まあいいや。


タッカーの刃すべて錆びて朽ちてます。抜けるものは抜きますが、ほぼ無理ですね。下地はまだ弾力あって使えそうです。


前方に大きな裂け、後方に劣化のしぼみ。これを簡易に穴埋めして新しいシートかぶせましょう。


ウチは建築屋なんでコレ使います。発泡ウレタンフォーム。よく使いますが、ハッキリ言うとシートには向いてません。硬質に固まるので、ケツが痛いです。潰れると戻りません。まあでも補修でスキマ埋めならいいかといつも使ってます。


吹きました。ウレタンにはくっつかないし、充填でもないので、ヘラでねぶりつけます。手にもバリバリ着きます。ヘラでねぶると発泡が少なくなるので断熱材としてはダメですが、シートだから別にいい。このあと硬化させるのに放置します。


これを鉄ノコで削って成形します。だいたいです。だいたい。


シート皮はヤフオクで純正サイズ買いました。巻き巻きします。とてもしっかり縫製してあって、だいたいうまくいきました。ベースが硬くなってきているのか、タッカーの歯を押し込むのが大変でした。


裏側はビニール袋かぶせてあります。まあこんなもんでしょう。




疲れたわい。












 

2024年5月12日日曜日

沼発見!対策→入らない!ヨシ!

どうでもいい進捗。ミラーしんでてどうしよかなと思ってたらDRZの純正ミラーありましたわ。クラッチのレバーホルダーとネジ一緒。右はニッシンのラジアルマスター使うからそれも合うでしょう。マジックで鈴木って書いとこ。


腕が痛くて寝れないので深夜にちまちま作業します。右のステップの潤滑、錆の塗装など。さてバラしましょう。


サービスマニュアル無いし純正かもわからんし、現物を順番に紙に置きます。パークリで脱脂して塗装。シルバーのスプレーもあるけど、もう全部黒でいいや。


O&Tって見たことある。これ社外品なんですね。当時モノ!!


ブレーキペダルごついねえ。カッコいいねえ。これはさすがに黒にするのはどうなんだと思って、ガシガシ錆び取りしながら磨きます。


このステップ、バーの緊結が上下2本のM8なんですが、なぜか上の1本だけが1.0ピッチなんですよ。ブレンボかお前は。下のは普通に1.25ピッチ。しかもなんか短いから代えようと思ったんですが、1.0ピッチなんて在庫ないよ。なんでかな。しゃーないから磨いて塗装します。


塗装すると乾いて仮組みしないと片付けられないんですよね。あーめんどくさい。このまわりもフレームのビードが錆びていたので、なんのテーピングもしないでパークリで拭きあげてそのまま塗装します。

なんとか乾いて、グリスアップ、仮組みして終わり。寝るー。




さて次の日、エンジンのナラシをしていると、暖まってくるとアフターファイヤが頻発するので、エアクリーナーボックスを付けて少し燃調が濃くならんかな?と実験してみます。

エアクリーナーは部品出たので新品純正です。紙ですが今まで使っていたものはかなり油でベタベタ。ボックス無しでバックファイヤしてる様子は無かったので、ブローバイで汚れてたんかな?


着きました。ブログでは一言ですが、格闘すること1時間以上💢。どんなバイクも純正ボックスは入れにくいものですが、こんなにフレームの中が広いのに、入らんもんは入らん。キャブをはずして、合体させてこじ入れます。インシュレーター替えといてよかった!カチカチだったら絶対入らない。


さて始動。燃調変わった感じはないですねえ。サイドカバー付けてないから左側ぱーぱーだもんね。暖まってくるとやはりパカンスカン言います。それとオイルの煙少し。

古い空冷なのでそりゃそれなりにオイルは落ちると思いますが、ちょっと多いのと暖まってからというのが、ヘッドだなあーって感じです。走行負荷かけてないからわからんけど。同調って感じではない。同調はキャブ掃除したとき見ました。見てヨシ!て指差確認しただけだけど。まあオイル吹くのはオイルが入ってて循環している証拠!←典型的カワサキオタク

バルブステムシール出るかわからんし、そもそもヘッドガスケットやスタッドボルト出るかわからんし、緩むかわからんし、そこいくまでにカムホルダー緩むかわからんし、腰上抜くならピストンリング替えたいし、これはとても水深のある深い沼な気がしたので、見なかったことにします。

燃えたカプラー直してから充電電圧も良好。アイドリングだけだとちょっと寂しいですが、常時点灯だからしゃーないね。少し回転上げたら約14V、よかよか。


さて、次の作業のまわししましょう。シートビリビリです。カウルはきれい。


裏側。とてもいい状態。ステーが錆び錆びなのと、カウルの固定がプラスボルトなのでCRCします。これ抜け落ちないのか?抜けても落れないのか。ホントに凝った作りですな(めんどくさい)。


カウルもCRCで拭き拭き。当時の輝きがわかりますねえ。もう少しほっといたらパキパキになって終了ですね。


シート皮は純正形状のものが社外品で流通してたのでそれでいきます。中身どうやるか迷いますねえ。こういうバイクは外観とても大事ですから、残ってるウレタンそのままにして、裂けてるとこだけ補修しましょうか。凝った形してて、ひっぺがしたら作れる気がしません。ホンダすごいね。


でも最後にNinjaのステッカー貼ります。




メトロノーム動かすと怒る。