今回はキャブの悩みが多いねえ。
エアクリ仕様がどうにも限界なので、試しに武川直付けフィルターを付けてみました。買ってあったんだけど付かなかったんだよね。
ほんとはウェザーカバーが付いてますが、付けるとフェンダー直撃です。カバー外してもこんなクリアランス。ハンドル切ると当たります。フニャフニャだからいいけどさ。
ホントはファンネルにしたいけど、フェンダーまで近すぎてどれも入りません。
このVM26はキタコのキットなんですが、マニホールドが微妙に武川より長いかもね。キタコはノーマルダクト位置に合わせてるような気がします。武川はフィルターでこれを設定してるならもう少し短いんじゃないかな。知らんけど。ウチので揃えろという静かな圧力を感じます。
さて、試走。
・・・!!
こら速いわ!
しばらく試走してジェットだいたい合わせてみましたが、実は!エアクリガバガバ仕様とほぼ同じでした。MJは多少上がる。他はASが若干正常値に下がるだけ。エアクリ仕様が流量自体は足りていたみたいです。長いダクトの抵抗がめっちゃあるみたいですね。
大変好感触なんですが、このフェンダー真裏でカバー付ける隙間が無いっつーのはねー。雨降ったらレースはDNS、公道だったら電車で帰らないかんですね笑。
いろいろ考えた結果、
「キャブ後ろ向けたら車体の空間はあるし、シュラウドの中に吸気隠れるし、マニホールド短くなるし、いいことしかないんじゃないか?」となりました。
じゃあやってみっかね。
ちょっと調べた感じだと、キット物は皆無ですね。モンキーはそういう需要が多いみたいでいろいろありますな。同じ口径、ピッチでシャリー用ダックス用など長さや角度違いがあります。
だがしかし、KSRはエンジンのマウントが後ろに傾いているんですよ。30度ぐらい。モンキー系はだいたい水平ですね。VM26はとにかくオーバフロー、油面が敏感ですので、後ろ向けてキャブの水平がズレると大惨事。
精度がいるのはわかるが、三次元的な話なので、とりあえずこんなん買いました。モンキー用の回転アタッチメント。
格安品なのでいろいろ精度が?なとこもありますが、一応ハマった。
ピンぼけですが一応無加工でヘッドにも付きました。奇跡だ。マウントが傾いているのがわかると思います。でも反対向けると今のマニホールドは30度+30度で下を向くので逆ダウンドラフト笑。マニホールドは採寸しながらまた考えようと思います。
ふと、外したついでにいろいろ採寸してみます。キタコマニのキャブ側。これはVM26の専用品ですから28ミリですね。
エンジン受け側は26ミリ。
マニホールドのエンジン側が22ミリ。えっ?
ああ、ウルトラSEヘッドがノーマルより広いんですね。たぶんメーカーにはそれ用のマニホールドがあるんでしょう。このヘッド、レースの直前にバタバタ組んだから全然測ってなかったわ笑。そら吸えんわ。
でも後ろ向けるとか言いながら新しいマニホールド買うのもアホらしいので、適当に加工しましょう。
色付けると白いとこ。ガスケットが正規の26ミリです。まず樹脂の台をリューターでゴリゴリ削ります。
キレイに空きました。
次はマニホールド本体にガスケットでけがきます。口径違うのはわかるけどなんで偏心してんの笑。さすがキ◯コ。こういうとこ好き。ノーマルボアのときも偏心してて全部吸えてなかったかも。
ケガキに沿ってゴリゴリ削ります。中は適当に擦り合わせます。適当です。すべて適当です。
ペーパーで仕上げて台とガスケット挟んでボルト通してみます。おお、段差無しの超スムーズ!
とりあえず暖気してエアスクリューだけ合わせてみました。大変やる気のあるアイドリング。
走行会行くので、楽しみになりました!あとはプラグ見てMJ現地で合わせます。後ろ向ける話が進んだらパー🖐だけど!
寝息の呼吸!
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