先日、テナガエビ釣りがシーズンと聞いて行ってきました。これがなかなか面白い!ハゼも食いますが、テナガエビのアタリはとても特殊。
なんとか何匹か釣れて恒例の天ぷらで食べました。うまかった!
これが今回の伏線なんですよ。
ふふふ。
KSRを何回か乗ってみて、大変クソ遅いのはよくわかったんですが、なにより4速が離れすぎで困る。昔のF1ゲームのハイとロウみたいな。
で、5速ギヤを組みます。5速クロスになったからどうだと言うんだってぐらいエンジンが遅いのはよくわかってます。
とりあえずバラします。外装、補器類。空冷単気筒は楽だねー。
さくさくヘッドをバラします。この前カムシャフトやったのでホイホイいきます。
シリンダー外す前にカムチェーン外したいのでジェネレーターカバー外します。ボルトやステーがどこのかわからなくなるので紙テープで縛ります。 オイル漏れがありましたが、このガスケットが一部破れてました。前の人だな。わかってよかった。
フライホイール外します。整備書にはSSTで挟んでと書いてありますが、汎用のストッパーでフライホイール押さえてハイパーSSTのインパクトでナット外します。
こんなん参考にする人いないと思うけど、マネして壊しても知らんからね。知らんから好きにやってちょーすか。
フライホイール引っ張り出すのもSST使えと書いてありますが、手持ちのプーラーでやります。ミシミシ・・・ポンで外れました。
さくさくカムチェーンとシリンダー外します。
次は反対側。買ったときから武川のワイヤ式クラッチ付いてるのでカバーも純正とは違うし適当に見ながらバラします。
武川のカバーにこんなオイルの取出し通路あります。そのうちオイルクーラーとか付けるときにいいんでないの。
今回はメーカーでクランクケース加工も必要です。ついでにオイルラインの加工もできるんですがオイル流量アップ必需だそうでオイルポンプも替えます。
さて、クランク割るかな。SSTがどうのこうの書いてありますが、なんか考えます。
フライホイール外すときに使ったベアリングプーラーを、
バラしてこんなレールにタイラップで縛って、ケースから採寸したピッチにボルト通します。この白いレール、仕事で使ったカーテンレールの端材です。アルミで加工しやすい。
こんなSST作りました。タイラップ1本でやったらブチ切れたので、3本にパワーアップします。3倍強い。シャア。
割れました。お掃除して、外すもの外して左クランクケースをメーカーに送ります。
残った右ケースでギヤは組めるので進めます。これが武川5速。ちっちゃ!
のんびり組み立てます。この部分はアッシー刺すだけですが、他のとこは部分的に純正から移植したり、なかなかややこしや。
オイルを十分塗って
馴染ませながら組みます。
オイル塗るのは組み方の基礎だよね~。
キックスターターも組み合わせるギヤの外径が変わるので純正シャフトのギヤだけ組み替えです。
わずかにギヤ外径が大きくなるだけですが「クランク組んだ後からは入らんで!」と武川の説明書に書いてあるのでぶらーんと入れときます。
メーカーさんからとっても素早く加工品が帰ってきました。クランク貼り合わせます。いろいろトルク指定ありますが、プラスネジばかりなのでぎゅっと締めます。
今回はフライホイール、カムチェーン外してますから、上死点の目印を合わせます。カブよりはマシだけど、この斜めのフタのタイプは狭くてやりにくいなあ。まあエンジン下してるから楽な方か。
なんとかできたよう!大きいエンジンはクランクケース組んだら重くならないよう先に車体に載せますが、このエンジンは組み切ってもひょいっと持てるから全部台の上でやりました。
さて、最低限の補器だけ組んでアイドリングのナラシするか・・・。
組むとき使ったオイルの残りをオイルパンに入れる。
どぼどぼどぼ・・・、
ん?なんか固まりが?
天かす?
あっ・・・!!
この前の天ぷらの後、空いたオイル缶に廃油入れたの思い出した!!!
テナガエビの天ぷら油で組んでしまった!!!!
残りも全部天かすごとオイルパンに入れちゃった!!!!
すぐに抜いてエンジンオイルに入れ替えましたが、たっぷりギヤや各所に天ぷら油塗りたくってますわな(笑)。もういいや。そのうち馴染むだろ。
プラグ抜いてキックスターターでゆっくりシャカシャカ回して動作確認しながら油を潤滑させます。ビビってます。エンジンかけるつもりでキック蹴ったら一撃で壊れるんじゃないか。
シャラシャラ組み間違いは無さそうな音。
じゃあ動かしてみよか。
うーん、シフトドラムかシフトフォークの動きか、レバー超硬い(笑)。当たり前か、てんぷら油だもんな。
うるさいからガレージ閉めきってやったけど、なぜか天ぷらのいい匂い(笑)。
梅雨が明けたら実走でナラシしよっと!
いやー疲れたわい。
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